会の概要

会長あいさつ

  さる三月、令和三年度末をもちまして、小・中学校二十一名の会員の皆様がご退職されております。皆様のこれまでのご尽力とご貢献に対しまして、心から敬意と感謝を表すものであります。全国公立学校教頭会から感謝状と本会から記念品をお送りいたします。今後とも、健康に留意されまして、私たちに広い視野から、ご指導ご助言をいただきますことを心からお願い申し上げます。 また、今年度、新たに九十五名の新入会員を迎え、計四百二十九名でスタートいたしました。ともに手を取り合って切磋琢磨して参りたいと存じます。
  さて、七月二十八日(木)・二十九日(金)の二日間、第六十四回全国公立学校教頭会研究大会を盛岡市で開催いたします。今大会は、オンライン方式と参集型を合わせた初のハイブリット開催といたしました。県内の皆様は全員参加、東北各県の参加者には参集していただき、東北以外の参加者にはオンライン参加していただくというものです。参集参加の皆様とオンライン参加の皆様とで意見交換を進めることで研究協議が深まり、実効的な研究実践になるものと確信しています。
  岩手大会のサブテーマは、「郷土に愛情と誇りをもち 未来を生きる力を身に付けた子供の育成を実現する学校づくりの推進」としました。東日本大震災津波の被災地として、学校現場では、郷土を愛し復興・発展に資する人づくりに取り組んでいます。このことは、わが国全体で、未来を生きる力を身につけた子供を育成するためにも重要な視点と考えたからです。
  各地区、各校とも感染症対策、GIGAスクール構想、新学習指導要領の実施、特にもオミクロン株による児童や生徒への感染対応は業務をさらに増加させたことと思います。このような状況だからこそ、副校長同士が連係していくことが重要と考えます。 会員の皆様のご健勝と今年一年の本会の活動が、岩手の児童生徒のために意義深いものになることを決意し合い、挨拶とします。

令和4年5月 岩手県小中学校副校長会 相原伸裕

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